結婚相手と上手くやっていく方法|家庭での人間関係改善/家庭運アップ

結婚後のトラブルは脳が仕組んだシステムである
多くの家庭では、結婚後、いくつかの夫婦トラブルに見舞われる。あんなに仲の良かった二人なのに些細な事でケンカをするようになり、もちこたえる夫婦もあれば、そこで関係修復が困難になる夫婦もいる。

これは特定の夫婦だけに訪れることではない。最初から人間の脳内に仕組まれているシステムなのである。

人は恋をすると脳のある部分が抑圧される領域があることがわかっている。それは、否定的な感情をつくりだすところで、それにより相手の悪いところが見えなくなり、本来なら許せないことが好きな相手には許せてしまうようになる。

しかし、この機能は長続きしない。イタリアの神経科学者の研究グループによると、恋愛の継続期限は12カ月から18カ月。そして3年をピークに離婚の危機が訪れる。

情熱的な恋愛が長続きしないのには理由がある。それは恋愛にはあまりにも多くのエネルギーを使い、体や精神にかかる負担が大きいからである。延々と相手のことを激しく思い続け、ドーパミンを出して躁状態になったり、不安になったり、高揚感を持ち続けるのは、体力的にも精神的にもかなりの負担である。

もう一つ理由がある。もしパートナーガ生涯を共にするべき人でないとしたら、間違った情報を一時沈静化するすることで、相手を見つめ直すことができる。相手の悪い部分を見せないで恋を盛り上げ、もし間違ったときに恋愛のやり直しができるシステムになっているのだ。結婚後にトラブルが起きるのは当たり前のことであり、私たちはそれを乗り越えていかなければならない。

夫は妻の話をちゃんと聞く
夫婦間の関係を冷ますものに「会話」がある。結婚生活を続けていると、多忙なことを理由にして夫婦間の会話が減っていないだろうか?

会話は夫婦の良い関係を継続するのに不可欠なものであり、よい夫婦はしっかりと毎日会話をしている。

夫婦が会話をしなくなる理由はいくつもあるが、なかでも主要な理由として、男性と女性では会話に求めているものが違うという問題がある。

男性は会話を情報伝達の手段、問題解決のための道具としてとらえている傾向がある。従って、用が無いなら話さないというう認識でいる。一方、女性は自分の気持ちに共感してもらうための手段として考える傾向がある。女性は「○○さんから、今日こんなことを言われた」「お店の対応がひどい」など嬉しかった出来事、怒った出来事、感動したことなどを聞いてほしいのである。

ところが男性はそのような自己完結的なコミュニケーションを嫌い、次第に聞かなくなってくる。その結果、話を聞いてほしいと思う妻と、聞く姿勢のない夫の間に溝ができるようになってしまうのだ。

従って、最近、ゆっくりと話を聞いてないと思った夫は、妻の話をしっかりと聞くことが関係改善の一歩となる。難しいことではない。「話をちゃんと聞く」だけである。

また、男性はすぐに話の途中で腰を折り、自分の意見やアドバイスをしようとするが、女性の多くはそんなことを求めていない。なによりも「ちゃんと聞く」ことである。

ケンカにならない伝え方
夫婦を続けているとケンカをするだろう。ケンカは悪いことではない。自分の思ったことを心にためずに放出することは大事である。怒りは軽度のうちに相手に表現したほうがよい。問題はケンカすることではなく、その仕方、怒り方なのである。怒り方を間違えると、ほぼ確実に夫婦は破局に向かってしまう。

夫の行動に怒った女性は、夫に攻撃的な批判をする。
『靴下脱ぎ散らかさないでココに入れてって言っているでしょう。頭悪いんじゃないの?』

こういった批判は相手を否定する行為であり、相手の自尊感情を地に落とす。落とされた夫は自分の自尊感情を高めるために行動を正当化しようとし、妻を見下したような態度をとることがある。言い合いでは女性も負けないので、日ごろの批判も加わってくると、ほとんどの男性は、怒って会話をやめて席を立つ。

これが破局への王道である。

女性は怒ったときは、相手の否定ではなく、自分の感じていることを言うほうがよい。
「靴下脱ぎ散らかさないで、ココに入れてって言っているでしょう。私は見るたびにとてもがっかりするのよ」

自分が「悲しい」「不幸である」という感情を伝えるのである。

夫は自分の行動を正当化しないで認めることである。そして、妻が感じている感情を大事にしてあげることである。

怒ると感情が暴走し、ただ相手を批判しがちになる。脳の機能で相手の悪いところに目をつむれなくなったいま、お互いの配慮が必要である。

うまくいく夫婦は、お互いにないものを補完し合える関係。違う意見がでてくるのはあたり前だ。自分の思っていることを伝え、相手のことも尊重するのが大事。自分の言いたいことを伝えたら笑顔をつくってみよう。そんな言葉は相手の心に深くしみいる。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です