08水地比|六十四卦の意味と解説

水地比(すいちひ)

比、吉。原筮、元永貞、无咎。不寧方來。後夫凶。

初六。有孚比之、无咎。有孚盈缶、終來有它吉。
六二。比之自内。貞吉。
六三。比之匪人。
六四。外比之。貞吉。
九五。顯比。王用三驅失前禽。邑人不誡。吉。
上六。比之无首。凶。

≪読み≫
比は、吉なり。原[たず]ね筮[うらな]いて、元永貞なれば、咎なし。寧[やす]からざるものもまさに来らん。後[おく]るる夫は凶なり。

初六。孚[まこと]ありてこれに比すれば、咎なし。孚ありて缶[ほとぎ]に盈[み]つるごとくなれば、終に来りて它[た]の吉あり。
六二。これに比すること内よりす。貞にして吉なり。
六三。これに比せんとすれど人に匪[あら]ず。
六四。外これに比す。貞にして吉なり。
九五。比を顕[あき]らかにす。王をもって三驅して前禽を失う。邑人誡めず。吉なり。
上六。これに比せんとすれど首[はじ]めなし。凶なり。

比はたがいに親しむ。水と土が密着している。
しかし、水の状態によっては氾濫してしまう。

初六:人に親しむことの初め。誠意があれば意外な徳がある。
六二:5爻に正応、内より外に親しむ。
六三:親しむべき剛陽がない。小人ばかりと親しむ。水が腐らぬように。
六四:外卦の初め、また上の卦(5爻)と親しめる。
九五:去る者は追わぬ王者の心構えで、自分より弱い者しかいない。相手の警戒心を解いてあげる
上六:人に親しもうと思っても、そのきっかげが得られない。プライドが邪魔している。

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