10天澤履|六十四卦の意味と解説

天澤履(てんたくり)

履虎尾不咥人。亨。

初九。素履。往无咎。
九二。履道坦坦、幽人貞吉。
六三。眇能視、跛能履。履虎尾咥人。凶。武人爲于大君。
九四。履虎尾。愬愬終吉。
九五。夬履。貞厲。
上九。視履考祥。其旋元吉。

≪読み≫
虎の尾を履[ふ]むも人を咥[くら]わず。亨[とお]る。

初九。素履[そり]す。往くも咎なし。
九二。道を履むこと坦坦[たんたん]たり。幽人貞にして吉なり。
六三。眇[すがめ]にして能く視るとし、跛[あしなえ]にして能く履むとす。虎の尾を履めば人を咥[くら]う。凶なり。武人大君となる。
九四。虎の尾を履む。愬愬[さくさく]たれば終には吉なり。
九五。夬[さだ]めて履む。貞なれども厲[あやう]し。
上九。履むを視て祥[しょう]を考[かんが]う。それ旋[めぐ]れば元吉なり。

履は礼に当たる。宮仕え、宮廷に上がる上人。
天(上卦)にも利益がある形。喜んでこれにこたえる(澤)。

初九:能力がありながらも、低い地位に甘んじている人。動いても吉。
九二:利益によって心が乱されることが無い。吉。
六三:陰柔不正⇒陰ながら剛爻の位にいる。身の程知らず。虚言壁。
九四:位が不正、だが慎重に行動すれば、怒りを買わない。
九五:決然(きっぱりと決心する)と物事を行う。
上九:礼を教える人である。善悪の判断を誤らなければ吉。

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