18山風蠱|六十四卦の意味と解説

山風蠱(さんぷうこ)

蠱、元亨。利渉大川。先甲三日。後甲三日。

初六。幹父之蠱。有子考无咎。厲終吉。
九二。幹母之蠱。不可貞。
九三。幹父之蠱。小有悔、无大咎。
六四。裕父之蠱。往見吝。
六五。幹父之蠱、用譽。
上九。不事王侯。高尚其事。

≪読み≫
蠱[こ]は、元[おお]いに亨[とお]る。大川を渉るに利ろし。甲に先だつこと三日、甲に後[おく]るること三日。

初六。父の蠱[やぶれ]を幹[ただ]す。子あれば考[ちち]も咎なし。厲[あや]うけれども終には吉なり。
九二。母の蠱を幹す。貞にすべからず。
九三。父の蠱を幹す。小しく悔あれども、大咎なし
六四。父の蠱に裕[ゆる]やかにす。往けば吝を見る。
六五。父の蠱を幹し、もって誉[ほま]れあり。
上九。王侯に事[つか]えず。その事を高尚にす。

食べ物の皿に虫が湧く。腐敗。
小男(山)←長女(風)
山も風も上爻が陽。陽が蓋をしている。因縁がある。為したこと、為されたことが未来に蓋をしている。

初六:事の腐敗もまだ深くないので、対処は難しくない。父の残した破れを子供が処理する。
九二:母の破れをただす。応爻(5)が陰(母)だから。ただ、厳しくしてはいけない。成り行きの事情があるのだから(陰は受け身だ)。
九三:父の破れをただす。しかし、剛直すぎる。
六四:父の破れをただす。しかし、軟弱すぎる。ただ傍観するばかりだ。ただそうとしても辱めを受ける。
六五:父の破れをただして、名を得る。
上九:剛毅独高。王侯につかえることもしない。破れの正し方を行動で示す。

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