31沢山咸|六十四卦の意味と解説

沢山咸

艮下兌上 咸

咸、亨。利貞。取女吉。

【読み】
咸[かん]は、亨る。貞しきに利ろし。女を取[めと]るは吉なり。

初六、咸其拇。
六二、咸其腓。凶。居吉。
九三、咸其股。執其隨。往吝。
九四、貞吉悔亡。憧憧往來、朋從爾思。
九五、咸其?。无悔。
上六、咸其輔頬舌。

【読み】
初六は、其の拇[おやゆび]に咸ず。
六二は、其の腓[こむら]咸ず。凶なり。居れば吉なり。
九三は、其の股[もも]に咸ず。執[まも]るも其れ隨う。往けば吝なり。
九四は、貞しければ吉にして悔亡ぶ。憧憧として往來すれば、朋のみ爾が思いに從う。
九五は、其の?[ばい]に咸ず。悔无し。
上六は、其の輔頬舌に咸ず。

〔彖傳〕咸、感也。柔上而剛下、二氣感應以相

咸は感、艮(小男)が兌(小女)の上におり、相感じる。互いに貞正であればよろしい。
山の高きをもって沢の低きに下る。

初六:正応はあるが、その感応はわずか。足指がむずむずするくらい。靴が濡れて気持ち悪いということもあるかもしれない。
六二:九五に応じて心がしきりに動く。ばしょはこむら(足)。軽率に動かなければ吉である。
九三:足の上部にして自由が利かない。またの部分。行けば凶で恥ずべきである。
九四:三陽の中央で、人体では胸に当たる。せいぜい限られた仲間が感応するくらいの影響力。(☆山の卦の方だから自主的)(陽爻だから自主的ともいえる)
九五:背中に当たる。感度の低い所だから、自分も感じるところもないが、相手も感じることが無いから、凶はない。
上六:柔軟居極。ものに感じればすぐにこれを口に出す。誠意に欠ける。口先だけで凶。

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