40雷水解|六十四卦の意味と解説

雷水解

坎下震上 解

解、利西南。无所往、其來復、吉。有攸往、夙吉。
【読み】
解は、西南に利ろし。往く所无ければ、其れ來り復り、吉なり。往く攸有れば、夙[はや]くして吉なり。

初六、无咎。
九二、田獲三狐、得黄矢。貞吉。
六三、負且乘、致寇至。貞吝。
九四、解而拇。朋至斯孚。
六五、君子維有解、吉。有孚于小人。
上六、公用射隼于高?之上。獲之。无不利。
【読み】
初六は、咎无し。
九二は、田[かり]に三狐を獲、黄矢を得たり。貞しければ吉なり。
六三は、負い且つ乘り、寇の至ることを致す。貞しけれども吝なり。
九四は、而[なんじ]が拇[おやゆび]を解く。朋至りて斯に孚あり。
六五は、君子維れ解くこと有らば、吉なり。小人に孚有り。
上六は、公用[もっ]て隼を高?[こうよう]の上に射る。之を獲。利ろしからざること无し。

解は難が解ける。
解は険難(坎)の中にいて動く(震)のである。
梅雨時期。もうそろそろ雨があがる。
坤(南西)の広く平坦なところにいるのが良い。
陽気の閉塞を解けば雷雨が起こり、草木が皆発芽するのであるから、解は偉大な事である。
雷水=雷が落ち、雨が降る。ということ。草木が芽を出して茂。

初六:柔順居下。九四に応ずる。患難が解け、初めて陰陽和合するのであるから吉である。
九二:陽剛居中。六五に応じ初・三・上の三陰柔を解する。
例えて言えば仮に出て三匹の狐を射、放った黄金の矢3つを回収するようなもの。
六三:陰柔不正。不徳の小人が荷物を持って分不相応の貴族のような車に乗り、それを強盗に奪われるような事態を招く。
九四:陽剛不中正。地位正しからず。また応爻の初六もその地位は不正。腐れ縁を解去し身をただせば、同類の友が来て、誠意をもって助けてくれるであろう。
六五:柔順居中の君。よく、初、三、上の小人を解去し、二、四の君子を登用することに勤めれば吉である。そうすれば解去された小人も心服をもって君に仕えるであろう。
上六:陰柔居極。解の極にあってまだ解去されない非常な悪人。これを射て捕えれば何事にもよろしい。

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